ノミ・ダニ
ノミはなぜ悪い?
刺されればかゆい、その先に「ノミアレルギー性皮膚炎」という皮膚炎を起こさせることがあります。 多量に寄生された場合には貧血を起こしてしまう子もいます。 いくつかの病原体を媒介する可能性があります。
ダニはなぜ悪い?
血を吸って膨らみ黒いイボのようになるマダニ。食いつかれると皮膚が赤くはれ痛みやかゆみを伴います。 多量に寄生されると貧血の恐れもあります。 ノミ同様病原体を媒介する可能性があります。
どこでうつるの?
自然にわいてくるものではなく、どこからかでうつされてきます。 動物の体に寄生したノミは卵を産み、体から簡単に落ち動物が移動した跡すべてに卵がばらまかれます。 落ちた場所で卵は孵化し幼虫となり成虫となって、血を吸わせてくれる相手がやってくるのを待っているのです。 この繰り返しなのですから、行動範囲が限られているペット達は自分の落とした卵が育って又、戻ってくる 確立が高いのです。
マダニも同様に草むらなどで血を吸わせてくれる動物を待っているので、散歩中に拾ってきてしまいます。
発見法
ノミの糞は乾燥すると崩れて黒い砂粒のようになります。それが腰や首、お腹に見られたらノミがいると思って 間違い有りません。この糞は血を吸った残りかすですから水にぬらすと赤茶色になります。
マダニは動くことなくひとつの場所に食いついて血を吸っていますから発見は容易です。 血を吸うと腹部が大きくなり、頭部や足などはほとんど見えないので、まるで虫のようには見えず 黒っぽいイボかなにかのようです。大きさや色は種類によって異なったりもしますが、血を吸えば吸うほど 大きくなり最大で1cmにもなることがあります。
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